2021年21月30日


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温故知新』 奇岩・巨石を見に行くことは少ないが、知らずに出合った時は感動ものである。
奇岩・巨石・洞窟
  山登りは目指す山頂に到達するのが主な目的であるが、登り、下りで感動的な景色、
滝、奇岩、巨石、洞窟に出会うことがある。 滝と鍾乳洞は別途ページを作ってまとめ
ているので、ここに奇岩、巨石、洞窟をまとめてみた。

奇岩、巨石、洞窟 その2
  個人的な思いであるが、アルプス制覇の後は表裏妙義山、大崩山を登っておきたいところである。
その3に続く。
奇岩・巨石・洞窟
きがん・きょせき・どうくつ
〔その2〕
日本百名山 宮之浦岳の "奇岩群”。
”高盤岳”の奇岩 ”トーフ岩”。 山頂に奇岩があるだけでも不思議なのに、
それが等間隔で切断されているのが更に不思議であった。
”栗生岳”の手前にあった超奇岩には名前が付いていなかった。
仮称として ”ロボット岩”としておく。 台風で落ちないのが不思議であった。
”釈迦ヶ岳”の奇岩。
”釈迦ヶ岳”には岩峰、奇岩が多いが、その中でも突出しているのが、
”二つ岩”(両童子岩)であった。 よくぞ、折れずに頑張っている。
”剱 岳”の奇岩。
馬場島からの登山道を7.8km程登った地点で見られた ”鬼の角岩”。
名前は仮称であるが、この奇岩には誰も気付いていない様であった。
”聖 岳”の奇岩。
”前聖岳”と ”奥聖岳”の間で見付けた ”ガメゴン岩”(仮称)。
誰か、この奇岩に気付いているのだろうか?
小豆島 ”寒霞渓”の奇岩群、石門。
”寒霞渓”の全体が奇岩で構成されており、観光戦略からそれぞれに名称が付けられていた。
これが ”石門”で、この先に ”石門洞”が見えるらしいのであるが、
”石門”を見たことで ”石門洞”を見逃していた。
”荷葉岳”とはハスの葉の形をした仏像を安置する台座のことらしい。
逆光になってしまったが、一目でそれと判る ”松茸岩”。
”画帖岩”とはノートのページを思わす細かい
クラックが入っているだけであった。
”老杉洞”(ろうさんどう)は、この岩峰のどこかに
洞窟があるらしいのだが、それは見逃していた。
”鹿岩”と称された奇岩はシカではなくニワトリに見えるのですが・・・
”幟岳”(のぼりだけ)は名付けの意味合いが判らない。
明らかに螺旋の溝が付いている ”螺貝岩”。
”寒霞渓”の奇岩散策地図。
兵庫100山 明神山の ”巨石、奇岩”。
”明神山”のAuコースで見られる3つの笠を被った ”三ツ岩”。
”東赤石山”の巨石、奇岩。
”八巻山”へ登る途中にあった押せば動きそうな”巨石”。
安達太良山の ”胎内岩、胎内くぐり”。
”胎内くぐり”の入口側から出口側を見る。
”胎内くぐり”の出口側は極端に狭く、ザックを
背負った状態では通過出来ない。
”安達太良山”の沼尻コースの途中にある
”胎内岩”の ”胎内くぐり”。
”大朝日岳”の奇岩。
この奇岩に誰も気付かないのか?
”小朝日岳”への登り途中で見た岩壁から顔を
出していた ”スフィンクスの顔岩”(仮称)。
槍ヶ岳の歴史遺産である ”播隆窟”。
  播隆上人は槍ヶ岳の開山のために一心不乱になった。
5回にわたる登山の末に彼はあとに 続く者の安全を図り、
一人でも多く登山ができるように、槍ヶ岳の岩壁に鉄の鎖を
懸けるための浄財集めにも奔走した。播隆は病を得て玄向寺で病気療養中であったが、又重郎ら信者達により鎖がかけられた。 この時、播隆は55歳の高齢に達し、鉄鎖の懸垂を見届けるかのように大往生した。
播隆上人が ”槍ヶ岳”にくさりを掛けて開山する為に仮屋とした岩屋。
兵庫100山 西光寺山の ”こぐり岩”。
”こぐり岩の裏側に廻って出口側を見る。
人は通ることが出来るが、意味がないので通る気はしなかった。
”西光寺山”の登山道途中にある ”こぐり岩”の入口側を見る。
岡山県 八丈岩山の ”立石”。
岡山市 ”八丈岩山”から南東方向に下った所にある ”立石”。
山側の面はのっぺりしており、人工的に立てた石碑に見えた。
海岸側から見ると、結構凸凹しており
クライミングのピンも残っていた。
日本二百名山 表妙義の ”奇岩巡り”(その1)。
”第四石門”真下から見ると
崩れてきそうで恐怖を感じる。
数多くある石門で ”第四石門”が一番大きい様だ。
”大砲岩”と ”ゆるぎ岩”は離れてみた方がそれらしく見えた。
”第四石門”を抜けて裏側から見る。
背高のっぽの奇岩であるが、名称が判らない。
これは ”ローソク岩”かな?
今回は ”表妙義山”であるが、”裏妙義山”を含めて
”妙義山”全体がが奇岩で成り立っていると言っても過言ではない。
登山道から遠く ”星穴岳”が見えたので、デジタル域までズームして撮ってみたが、
汚い写真になってしまった。肉眼でははっきりと2つの ”星穴”が見えていた。
日本二百名山 大崩山の ”巨岩群”。
登山口手前の林道から見ることが出来た ”モアイ像”は、
一般的に知れ渡っている巨石では無い様だった。
”大崩山”は巨石、奇岩で成り立っているが、代表的なのが ”上わく塚”である。最初、どう登るのか判らなかったが、裏側には登山道が付いていた。
下山路で出合えた ”坊主岩”には登る手立てはなかった。
肌が滑らかでお目めが可愛い ”象岩”。
”大崩山”の巨石、奇岩を羅列すると切りがないので程々にしておく。
巨石に囲まれた ”奥の院”に入って見るが、
小さな仏像があっただけで、行くだけ損であった。
既に何本かのくさり場を消化して ”奥の院”に向かう。
ペイントでのコースマークははっきりしていたので助かった。
長い長い ”奥の院のくさり場”は問題無く消化出来た。
”奥の院のくさり場”を登る。
若干、濡れているのが厄介であった。
この程度を難所と思っていれば縦走は出来ない。
表妙義の縦走路に難所で無い所の方が少ない感じであった。事故が多いので入山禁止も検討されているらしい。
表妙義には何ヶ所のくさり場があるのか数えてみたいものだ。
見晴らしが素晴らしい長大なくさり場を下る。
”明神山”(668m)には表コースだけでも4本あり、その大半はスラブで覆われている。
次の ”スラブ”には名前が付けられていなかったが、
”大黒岩”の続きと見るのかも知れない。
一番 ”スラブ”が多いのはAコースであり、
大きなスラブには名前が付けられていた。
”達磨岩”のスラブが一番急峻であったが
岩のグリップは良かった。
ロープが張られた ”マンモスの背”は
左側に滑落すると上がれなくなってしまう。
”明神山”の山頂からは大展望であるが、
途中の ”夢展望岩”からも同様の展望が得られた。
Bコースの ”ナメ滝”は巨大なスラブ上をささやかな沢水が流れているだけである。
Bコースから脇道を入った所に ”観音滝”が流れ落ちている。
”明神山”自体がヤマビルの多い山であるが、”観音滝”周辺は
ヤマビルの大繁殖地なので 春から秋は行かない方が良い。
”ナメ滝”とスラブとで ”長滑ら”と名付けられていた。
Cコースを20分程歩くと、最初の巨石である ”屏風岩”が出て来る。
名前の謂れがあるのか? 単なる大きな岩壁だけであった。
Cコースの素晴らしい所は、直近まで ”明神山”を見ながら
歩けることである。 目の前の岩峰が ”大雌岩”である。
その形から ”大雌岩”と名付けられたのか?
何を指して ”観音岩”と言うのか判らない。 適当に付けた名前だろう。
”明神山”では、兎に角、名前を付けておきたい様である。
Cコースのスラブ岩。 手前が無名スラブで奥が、
”くじら岩”となっていた。
デカイ岩が転がっているだけなのに名前が付けられていた。

関西百名山 御在所岳の ”巨石、奇岩”。
ハイカーと比べると ”おばれ岩”の巨大さがよく判る。
中道コースを登って行くと、巨大な ”おばれ岩”に出合う。
ネットの写真で ”地蔵石”に登っている
女性のボルダーを見たことがある。
次に出て来るのが奇岩中の奇岩である ”地蔵石”。
屋久島の ”ロボット岩”と感じはよく似ている。
岩峰によじ登ってやれやれのポーズ。
岩峰にはくさりに頼らなくても登れる程の足場があった。